初めて性感ヒーリングを受けられたTさんからのご感想です。オンラインセッションです。
掲載のご承認をいただいています。
お申し込みの時点で男性と伺っていましたが、ヒーリングを受ける目的として「ご自身の本来の性別を知りたい」とはっきりお伝えいただき、真摯に臨んでくださいました。
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おがすみさんのカウンセリングとヒーリングでようやく性自認に気づきました。
呼吸とともに疼くのは会陰。
最後のほうでは思わず会陰と胸をさわってしまいました。
感じて出る声。
小学校時代の「男子1500m女子1000m」が不満だったり「男性だけ宿直」がキツくて毎回体調崩すのも「男性」に押し込められることが最も悲しかったのではないかと今は思います。
男性器があって恋愛対象が女性ならば男、との思い込みもなくなりました。
自分自身に「男性のふりをするのつらかったね。男性扱いもつらかったね。無理して男性を演じるから心も身体も悲鳴をあげてたんだね。親の愛情がしんどいのも『男性としての自分』が前提だったからだね。もう本来の女性でいていいんだよ」と労わってあげたいです。
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最初にお話をして、これまでTさんがどのようなつらい思いをされてきたのか、それに対処して行動した結果どういうことが起こったのかなどを聞かせていただきました。
その際、「話すつもりじゃなかったことも話している」とおっしゃっていて、Tさんの戸惑いが伝わってきました。
浮かんできて話したくなったことは聞かせてください。また、言いたくないことは言わなくても良いのです。
簡単には言えないほどのつらい思いをした出来事は、その時の感情が残っていればいるほど、口に出すと感情がリアルによみがえってきます。
言葉にして伝えるのはつらい過程だったと思います。
性自認のことは、他人である私が「あなたは○○です」と決めることではありません。
性自認はTさんのものであって、Tさんの内部で感じる感覚が最大のヒントです。
そのこともご理解いただいた上でヒーリングさせていただいたのでスムーズでした。
Ｔさんがご感想中に挙げてくださったように、性自認をわかりにくくする要素のひとつに「恋愛対象の性別」があります。
男性の体で生まれて心が女性の場合、男性が恋愛対象とは限りません。
女性が恋愛対象の場合もあります。（MTFレズビアンと表現したりします）
逆も同様です。
女性の体で生まれて心が男性の場合、女性が恋愛対象とは限りません。
男性が恋愛対象の場合もあります。（FTMゲイと表現したりします）
自認は自分だけのものであって、他人への感情は別の要素です。
性自認については、Tさんがヒーリング中に触りたくなった部分や触ってみての感覚、ご自身で出している声について感じたことなどから自然に気付いていただけました。
今回いただいたご感想でも、ご自身の気持ちを受け止めることと、ご自身にかける言葉の言語化がとてもお上手だと感じました。
これまで、男性らしさを求められることや、男性としての自分への期待や役割に苦しんでこられましたね。
その苦しみの原因がはっきりわからないままで、やり場もなかったと思います。
人間、心の負担として危険を感じるくらいにつらいことは心の奥底にしまい込んでしまうものなので、自分のことでもわからないことはあるものです。
「自分は女性」と性自認したことで、捉え方が変わることも出てきます。
これからは、Tさんが思い描く「自然な女性らしさ」にどうかご自身を苦しめすぎることなく、本来の気持ちが魅かれることに取り組んでみてくださいね。
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